日本人をやめる方法

日本人をやめる方法」を読みました。
身につまされるところが非常にたくさんあって、ときどき自己嫌悪に陥りました。
高校留学から戻ってきてすぐの頃、そして大学時代は、自分が"marginal man*"であることを日々実感していました。
優越感も劣等感も、両方感じましたが、ある程度葛藤した後は、自分の中のmarginalityに一種の誇りを持って生きていた気がします。
最近はその「誇り」を感じることもなく、淡々と日本社会の中で生きていました。
この本は、そんな私に、自分が望んでmarginal manになったことを思い出させたようです。