『女性の品格』 (2010 009)

あえて「女性の品格」としてこの本を書いた3つの理由として、以下が挙げられていました。

pp. 5-6

1. 現代社会の中で、女性の生き方、役割が大きく変わり、伝統的な道徳が通用しなくなったにもかかわらず、新しい基準が確立せず、混乱が見られ、新しい美徳が求められている。

2. 男性たちが従来の組織人間、社会人間の枠にどっぷりつかり、お金や権力の魔力から抜け出せないなかで、女性も同じように権力志向、拝金志向になってはならない。

3. 地球環境の問題、途上国の人たちが抱える問題、高齢化、科学や技術の進歩がもたらす新しい諸問題のなかで、私たちの社会がどうあるべきか、どう生きるかがあらためて問われているから。自分の家族の幸せだけを考えていればよい時代ではない。地球レベルの女性の品格が求められている。

「おお、そりゃごもっとも!」と思うことも多い反面、「花の名前を多く知っていることが品格か!? 」と疑問に思う部分も。
そもそも品格とは何ぞや?とありがちな疑問に頭を悩ませてみましたが、どうもよく分かりません。
強く正しく美しく優しく在ることでしょうか?
人様の評価に一喜一憂せず、内なる幸せを確立している人には「品格」を感じる気がします。

女性の品格 (PHP新書)

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