『ドイツの森』 (2009 010)

タイトルに惹かれて手に取った本。安野 光雅氏の繊細で緻密な絵を見た瞬間デジャヴ。
訪れたことのある都市がいくつかあって、急に親しみを感じました。建物の感じ、路の感じ、河に浮かぶ船の感じ。あ、この風景私も見たわ、と思わせるスケッチの数々。

<目次>
伝説と夢の城…ノイシュヴァンシュタイン城
三百年前の名作…ローテンブルグ
ヘッセの故郷…カルプ
小さな恋の物語…ハイデルベルク
グーテンベルク聖書…マインツ
トライメライ…ボン0
若きゲーテの悩み…ヴェツラール
国境の町…アーヘン
ハーメルンの笛吹き男…ハーメルン
家壁に蘇る中世…ツェレ
浮世絵と音楽史ブレーメン
ウェルカム・ポイント…ハンブルク
ハルツ紀行…ゴスラー
馬の脚…ブロッケン山
マクデブルクの半球…マクデブルク
ルターとクラナッハ…ヴィッテンベルク
マイセンの陶器…マイセン
鴎外の足跡…ドレスデン
二人の巨匠…ハレ
ベルリンの壁…ナウムブルク
ギョオテ…ワイマール
バウハウス…デッサウ
ルターの宗教改革ヴァルトブルク城
聖なる音楽・・・アイゼナッハ
寂しい風景・・・ゲラ
迷い込んだ小さな町…ハイリゲンシュタット
メランコリアニュルンベルク
大河の心…パッサウ
地図
あとがき

内容(「BOOK」データベースより)
中世の面影を残す街なみと緑ゆたかな森―詩情あふれるスケッチとエッセイ。

ドイツの森
安野 光雅
20090218_141046_000