『ハゴロモ』 (2008 033)

ハゴロモ』読了。

8年間も愛人生活をしていたなんて悲し過ぎる、と思ったけれど、主人公がゆっくりと回復していく様はあたたかくて、読んでいるうちに自分の中にも何かがよみがえってくるのを感じました。

内容(「BOOK」データベースより)
失恋の痛みと都会の疲れを癒すべく、故郷に舞い戻ったほたる。雪に包まれ、川の流れるその町で、これまでに失ったもの、忘れていた大切なものを彼女はとりもどせるのだろうか―。言葉が伝えるさりげない優しさに救われるときはきっとある。人と人との不思議な縁にみちびかれ、自分の青春をあらたにみつける静かな回復の物語。


ハゴロモハゴロモ
よしもと ばなな


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