『シルマリルの物語』 "The Silmarillion"

念願の『新版 シルマリルの物語』を読みました。
J. R. R. トールキンが、祖国のために書いた「神話」と呼ぶべき作品で、文章も格調高いです。
シルマリルリオン』は、上古の代、すなわち世界の第一紀の事績を記したものです。
唯一なる神「エル」天地創造、大宝玉「シルマリル」をめぐる争いが延々と記されています。
一番最後に、『力の指輪と第三紀のこと』というタイトルで、指輪戦争のことにも簡単に触れられています。

トールキン・ワールド恐るべし。
広大すぎて、既に迷子になりつつあります。
しかし、思ったより戦争の話ばかりです。
表表紙のウルモ(水の王)の挿絵(by Roger Garland)がリアルで怖い!
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