太陽研究最前線 - 「ようこう」から「SOLAR-B」へ -

科学技術館で開催された、国立天文台公開講演会を聴きに行きました。
 

太陽研究最前線 - 「ようこう」から「SOLAR-B」へ - と題された3時間の講演会でした。

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講演内容は、以下のとおり。

「太陽研究最前線」
  国立天文台副台長  桜井 隆

「ようこうが解き明かした太陽活動の不思議」
  宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部教授  小杉健郎

「次期太陽観測衛星SOLAR-Bへの期待」
 

  国立天文台Solar-B推進室長  常田佐久

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司会を担当していた縣 秀彦氏(国立天文台普及室長)のまとめっぷりが見事でした。

小学生の頃、黒点の活動周期は約11年と知り、「なぜ11年なんだろう?なぜ増えたり減ったりするのだろう?」と疑問に思いましたが、
それはまだ解明されていないことを知り、何だか不思議な気がしました。

「われわれは星屑で出来ています」という桜井 隆氏(自然科学研究機構国立天文台副台長)の言葉が印象的でした。

今年の9月に打ち上げが予定されているSOLAR-B

打ち上げに成功すれば、名前がつきます。楽しみ!



<以下自分用メモ>

太陽研究の重要課題

・コロナを熱くするメカニズム -- 禁制線、遷移、13階電離

・フレア爆発のメカニズム -- 200万度-->1-2千万度 --> 強いX線放射

                高エネルギー粒子流

                巨大なプラズマの塊、磁気嵐、オーロラ

                磁気リコネクション

・11年周期で磁場を構成するメカニズム -- 黒点 2000-3000ガウス地磁気は1ガウス

                         1990 日震学

                         周期活動の駆動機構ダイナモ機構

(・太陽ニュートリノの問題は、素粒子物理学の問題になった。)



地球シミュレータ

3次元電磁流体計算

                         



講演会のあと、そういえば一度も行ったことないなと思い当たり、靖国神社に行ってみました。もう閉まっていたので入りませんでした。


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今日は記念日なので、外食決定。


ボッカ・デ・リオーネ
に行ってみました。

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ボッカ・デ・リオーネ

住所: 東京都渋谷区恵比寿3-41-9

電話: 03-3440-3123

2006年9月23日に無事打ち上げられたSOLAR-Bは、「ひので」と名づけられました。
活躍が楽しみだ!
http://www.jaxa.jp/news_topics/vision_missions/solar-b/index_j.html